非常用発電機の不具合の原因

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大型の物件に設置されている非常用発電機ですが、災害時に稼働しなかったというトラブルが多いのをご存知ですか?

東日本大震災と熊本地震のときは、約30%の非常用発電機が動かなかったと言われています。

万が一、非常用発電機にトラブルがあると
・エレベーターが動かない
・スプリンクラーが動かない
・消防活動ができない
・人工呼吸器が動かない  など

二次災害に繋がる可能性も出てきます。

人命を預かる施設の所有者様や管理責任者様には防災対策への責任と規定があるのです。

 

なぜそのようなトラブルが起こるのか

点検時に非常用発電機の運転を無負荷運転で行なっている

 

従来の総合点検は、非常用発電機の動作点検をエンジンのアイドリング(空ぶかし)の状態で行っていました。

しかし、実際の災害現場での動作不良の原因の多くは、そのアイドリングでの点検が原因とされています。

非常用発電機の97%はディーゼルの発電機です。ディーゼルエンジンは無負荷・低負荷運転が苦手なのです。

つまり従来のエンジンをかけるだけの無負荷運転では不完全燃焼が起こります。その結果、排気温度や排気圧力が低く湿ったカーボンが発生し、バルブ周りや排気管、煙道にカーボンが付着してしまいます。

 

湿ったカーボンによるトラブルは他にも

 

このように、非常用発電機内に溜まったカーボンが緊急時にトラブルを起こします。

しかし、カーボンによるトラブルは非常用発電機が停止するばかりか、非常用発電機の排気管からの出火の原因となり非常用発電機自体が火災の原因になるケースもあります。

このような二次災害を防止するためにも新たに消防法で規定された「負荷運転」を行う必要があるのです。

 

点検で溜まったカーボンは除去できます

 

東日本大震災後、このよう状況を受けて震災の翌年にあたる平成24年6月27日から「消防法 44 条」が改正され、 罰則規定が強化され「負荷運転」の実施が規定されました。

「負荷運転」は、低負荷のアイドリング状態で行う点検とは異なり、非常用発電機に実際の使用状況に近い30%以上の負荷をかける運転です。

負荷をかけることで排気温度が上がりカーボンを燃焼させます。また、排気圧も上がるためカーボンを飛ばすことができます

このように、非常時のエンジントラブルの予防にも大きな効果があります。

→「負荷運転の詳細」はコチラ

 

負荷運転を怠るとどうなるのか


「負荷運転」
を怠ると、非常用発電機の劣化と消防法の点検基準で定められている「負荷運転」項目の法令違反となります。

それ以上に、二次災害による被害拡大の賠償問題など、試験を実施していないことでの社会的責任が大きくのしかかってきます。

施設の所有者様や管理責任者様にとって、必要なコンプライアンスだと認識することが大切です。

→「消防法点検内容及び罰則」はコチラ

 

なぜ今まで実施されなかったか

 

非常用発電機の「負荷運転」は、平成24年6月に罰則強化をされたにも関わらず、現在まであまり実施されてきませんでした。

その背景には従来の負荷運転機は
・大型でトラックでの搬入や大掛かりな点検スペースが必要
・施設側にも長時間の停電が必要
・作業人員も5名以上必要
だったため点検費用も非常に高額であったことが原因と考えられます。

私達がご提案する「負荷運転」は停電の必要もなく短時間で終わるため、従来よりコストも削減できます。

 

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